存在の儚さ。
存在意義への不安。
最も分離を感じるであろういつかくるその時を、目の前の人を使って見なくて済むように紛らせている。
でも、根底のその恐怖、そして一体化欲求は、何かの状況や人や出来事が原因では決してない。
そして、そうして自我の錯覚のために人を利用するとき、きっと何も目の前の人のことを見ていないのだと思う。
脈絡のない不安や悲しみや恐怖が一度に押し寄せた。
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