2017年6月16日金曜日

レッスン128

レッスン128
「私が見ているこの世界には私が望むものは何もありません。」

3.
あなたがこの世界に救済を知覚するときに自分の心に巻きつけている鎖から、今日こそ逃れなさい。

というのも、あなたは自分が価値を置いているものを、自分で知覚している自分自身の一部と見なすからである。

あなたが自分の目に映る自分の価値を高めようとして追求するものはすべて、あなたをさらに制限し、あなたの真の価値をあなた自身から隠し、あなたの自己についての真の自覚へと通ずる扉に、かんぬきをもう一本加えるだけである。

(奇跡講座テキスト編 中央アート出版より)


レッスン128, 129, 130は、価値あるもの、本当に望んでいるものを、この世界はそもそも与えてくれないという前提を受け入れることがスタートのように思える。

このところ、仕事で厄介だと思えるお客さんや事案が続いている。

延々と怒りつづける人、こだわりがある人、混沌。

それらとひとつずつ対峙し、レッスンを適用させていくと、わたしが守りたいのは、わたしの怒りや感情、そして、そもそも「自分」という存在証明を示していたいという欲求だということが見えてきてしまう。

認める瞬間はなんとも言いがたい抵抗があるが、認めて取り消しを依頼していくと、目に見える形としても、相手の怒りも事案の混沌もほどけていくことがある。

目の前の結果はきっとおまけのようなもので重要ではないけれど、それを見ることで、根底の分離というのは誰しも同じであり、恐れており、兄弟であるということを忘れないでいるきっかけになる。

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